サンドウィッチマンと人脈作りの天才が立ち上げた事務所

近年つねに好感度上位に君臨するサンドウィッチマン。
その人柄や人気は周知のところ。

実はこのサンドウィッチマンが所属するグレープカンパニーという事務所、最近でこそ所属タレントも増えて直近では高橋英樹・真麻親子が電撃移籍するなど知名度も大きくなってきましたが、その歴史はとても浅く、所属タレント1号がサンドウィッチマンなんです。

今回はそんな芸能事務所「グレープカンパニー」について書こうと思います。

サンドウィッチマンの活躍から見る、グレープカンパニー立ち上げまでの流れ

サンドウィッチマンは2010年までさまざまな事務所を点々とする売れないお笑いコンビでした。
当時、明らかに自分たちよりお笑いの事を何もわかってないマネージャーにネタのダメ出しや見当違いの意見を多々言われ嫌気がさし、もっと自分たちのやりたいように活動ができる場所を探しフラットファイヴという事務所に移籍、30歳過ぎまで鳴かず飛ばずだったけどついに「エンタの神様」で念願のテレビ出演を果たし徐々に仕事が増えだします。

2007年にM-1グランプリで優勝すると一気に仕事が増え、プライベートでは2人とも結婚するなどまさに飛ぶ鳥を落とす勢いとなりました。

2010年7月 5年間在籍したフラットファイヴを離れ当時の担当マネージャーとともにグレープカンパニーを立ち上げます。

前事務所フラットファイヴを離れた理由

フラットファイヴの社長は社長兼漫才師で、ホロッコという夫婦漫才コンビでした。

サンドウィッチマンのM-1優勝がきっかけで漫才活動を休止、マネージメント業に専念しますがサンドウィッチマンの活躍に「自分たちも漫才にもっと取り組みたい!」と思うようになり漫才師を再開。

これによりサンドウィッチマンはマネージメントを失い独立出ざるを得ない状況になったのです。

グレープカンパニーの立ち上げ

サンドウィッチマンが当時のマネージャーとともにグレープカンパニーを立ち上げるわけですが、とんねるずのようにサンドウィッチマンの2人が社長・副社長となったわけではありません。

業界の中で顔の広い中村歩という人に「事務所を立ち上げるから社長になってくれ」とお願いして社長になってもらいグレープカンパニー立ち上げとなりました。

これにより、フラットファイヴに所属していた永野やカミナリなど他の芸人もほとんとがグレープカンパニーに移籍する形となりました。

グレープカンパニー社長 中村歩とは何者?

グレープカンパニーの立ち上げに係る話しはこれで終わりなのですが、ではこの社長になった中村歩とは何者なんでしょうか。

10代からこの業界で働いていた中村歩は大好きな飲み会を多い時は週7でこなし、自然と人脈が増えて行きました。
「敵を作らない」をモットーに18歳でイベント会社を立ち上げグレープカンパニーを含む4つの会社の経営者として辣腕を振るっています。

飲み会の席ではギャグをやったり踊ったり、とにかく芸人顔負けの振舞いでその場を盛り上げるという中村歩さん。
ダウンタウンやとんねるず、大御所俳優から横綱までとにかく業界では有名な人脈作りの達人。

レオナルド・ディカプリオとジェームズ・キャメロンを六本木のクラブに連れて行き、翌日にはディカプリオのご指名でまた遊んだとか…

なんとまぁすごいバイタリティー…。

こういう人に事務所のトップになってもらおうと考えたサンドの2人もなかなかの頭の良さですね。

まとめ

ということで今回はグレープカンパニーについて簡単にまとめました。

ナイナイの岡村が「グレープカンパニーが一番給料がいい」と言っていましたが、これはきっとサンドウィッチマンが、所属タレントが少しでも芸人で食べて行けるようにと配慮した結果なんじゃないでしょうか。

人脈作りの天才が率いる事務所。
好感度ナンバー1のサンドウィッチマン。

この事務所はこれからもっともっと人気の事務所になりそうですね。

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