胃腸炎になるとこうなる。

冬よりは夏の方が食べ物が腐りやすいので、夏の方が食あたりを起こす人は多いでしょう。

しかし、胃腸炎になる原因はさまざま。

今回はそんな、老若男女誰にでも起こりうる胃腸炎について極々簡単にまとめてみました。

胃腸炎とはこんな症状

何らかの原因によって胃が炎症を起こすことを胃腸炎といいます。
症状は下記の通り。

  • 吐き気
  • 嘔吐
  • 腹痛
  • 下痢
  • 発熱
  • 関節痛

感染性と非感染性がある

胃腸炎には感染性のものと非感染性のものがあります。

感染性胃腸炎というのは細菌やウイルスなどが外部から入り込んで引きおこる胃腸炎で、サルモネラ、カンピロバクター、ロタウイルス、ノロウイルスなどが病原体として挙げられる。

非感染性胃腸炎は、アレルギーや極端に偏った食生活、薬剤によって胃が炎症をおこすこと。
感染性胃腸炎に比べて症状は軽いと言われています。

そんな時、こんなことはやめましょう。

「まずは症状に打ち勝つ体力!そのためには食べるべし!」
みたいなマネはしないでくださいね。
嘔吐が酷くなるだけですよ!

下痢止め、吐き気止めの薬もNG。

胃腸炎で嘔吐するのは体の中の菌を外へ外へ出そうとする防衛本能が働いているから。
なのに下痢止めを飲んで菌を体に閉じ込めるようなマネはやめましょう。

吐けそうであるなら吐いた方がいいのです。

治ってきたと自覚が出来ても従来通りの食事に戻すのには時間を掛けましょう。
私がかつて胃腸炎になった時は病院の先生に「2食くらい抜いたってなんともないんだから」と食事を抜くことを勧められました。

胃腸炎になったらどうすりゃいいの?

もちろん病院で受診して医師の言葉を聞くのが良いと思いますが、これと言った特効薬はないし、そもそも病院に行く体力がないと思います。

なので、家で無理をせず、通常の食事は避けて食べれそうになったらリンゴやバナナを口にし、水分をこまめに摂りましょう。

脱水症状にならないように水分補給をすることが最も重要です。

潜伏期間

これは病原体が何なのかによって変わってきますが、ザックリ言うなら3日前後。
軽いものであればその日のうちに回復することもあります。
熱も38度を超えたりもしますが、こちらもその日のうちに回復が見込めます。

私の場合を例に挙げるなら、数年前にノロウイルスで倒れた時には2日で回復しました。
去年胃腸炎になった時には3日で回復しました。

ただこれは当然個体差はあります。
高齢者では嘔吐物が気管に入って肺炎を起こすことや、乳児では痙攣を起こしてしまうという事例もあります。
感染したけど発症しないということもあります。

日ごろの予防法として

食べ物から菌を入れてしまう事は誰にでもありうることです。

殺菌不十分な井戸水を飲んでしまったり、何日前のかわからない卵や生では戴けない肉を過熱不十分なまま食べてしまったり、たまたま食べた牡蠣にあたったり。

そういうことに気を付けるのはもちろんですが、ノロウイルスのように感染率の非常に高いものは知らず知らず外部から貰ってしまうこともあります。

帰宅時にや食事前に必ず石鹸でしっかりした手洗いとうがいをしましょう。

小学生に言い聞かすようなことが答えとなってしまいますが、これほど重要なことは他にないのです。

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