その言葉、ちょっと意味違うんじゃない?

うちの母が、大好きな箱根駅伝を見ながら毎年熱い声援を送っています。

「ファイト!ファイト!」と。

えーっと…

これって「ケンカ」って意味ですよね?
うちの母は毎年、駅伝の選手たちにケンカしろケンカしろとけしかけてるんです(笑)

そんな具合に意味を履き違えて使ってる言葉って多いですよね。
ここで少しだけ紹介します。

ファイトは応援の要素なし!

ファイト「Fight」はケンカと言う意味。
これが応援に使われていたのは明治時代の日米対抗ボクシングという説があります。

1対1で拳で殴り合うんだから、これはまぁファイトと言ってもよいでしょう。
格闘ゲームなんかでもたいてい「1st Round Fight!」なんていいますもんね。

では実際応援するときはどういう表現をすればよいのでしょうか。

Come on !さぁ!

Hang in there!ふんばれ!

Go for it!やれやれー!

You can do it!おまえなら出来るぞ!

このへんの言葉を使うのが、応援するには叫びやすいんじゃないかと思います。

うちの母に勧めるなら、この中のどれでもない純粋な日本語の「頑張れ!」ですけどね(笑)

セレブみんなが金持ちじゃない!

「あの子超セレブじゃない?」なんていう会話の女子高生を見かけたりします。
セレブという言葉はセレブリティ(celebrity)から来ています。
意味は有名人とか著名人

パリス・ヒルトンやキャメロン・ディアスなど、間違いなくセレブで大金持ち。
この人たちは有名人だからセレブなのであってお金持ちだからセレブなのではありません。

ひょっこりはんもサンシャイン池崎もセレブっちゃぁセレブ……なのかな(笑)

ハッカーは全然悪い人たちじゃない

テレビでも「○○がハッキングされ、大量の個人情報が流出」なんて見かけるけど、ハッカーというのはコンピュータに関する深い知識と技術力をあわせもった人のことです。

ハッキングというのはシステムの構造を理解するために解析する行為なので、ハッキングを仕事として行っている人は多いのです。
日本はハッカーだらけなのです。

個人情報の流出とか仮装通貨を横流しするとか、悪意を持って不正行為をする人のことはクラッカー、その行為をクラッキングと言います。

個人的見解として

オタクという言葉を誤解している年配の方は非常に多いです。
オタクというのは、自分の趣味や興味のあるもの、得意な分野に於いて特質した豊富な知識を持つ人のことを言いますよね。

サッカーの熱烈なサポーターはサッカーオタク、あるいはそのチームのオタクだし、上記で挙げたハッカーなんていうのは紛れもなくコンピューターオタク。
政治評論家は政治オタクと言えるでしょう。

しかしテレビで紹介されるオタクというのは、決まってアニメ好きやアイドル好き、しかも何ていうかちょっと特殊な話し方をしたり年配の方からは敬遠されそうな方ばかり。
これじゃ誤解も生まれますよね。

ご年配でスマホを使わない方はテレビが情報源になることが多いです。
誤認しないような情報を流してほしいものですね。

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