新元号「令和」を赤ちゃんの名前に使う!元年の子

ついに新元号が「令和」に決まって新時代が幕を開けたわけですが、昭和も平成も、元年に生まれてくる子供にはそれにあやかって元号の漢字を名前に使う人がけっこういます。

昭和だったら昭正や昭子など。
平成だったら翔平や成美など。

ということで新元号「令和」を赤ちゃんの名前に付けることに関して考えてみました。

元号に使われる漢字の規定

元号に選ばれる漢字には下記のような規定が定められています。

1.国民の理想としてふさわしいような意味を持つもの
2.漢字2文字であること
3.書きやすいこと
4.読みやすいこと
5.これまでに元号又は諡として用いられていないこと
6.俗用されていないこと

ようは、良い意味で簡単で誰にでもすぐ書けそうなものってこと。
近年では15画以内にしようということも言われています。

また明治、大正、昭和、平成のイニシャルM,T,S,Hにも被らないようにもしているようです。
そりゃそうですよね。
生年月日の元号選択の欄はイニシャルに〇を付けるような書類も多いですしね。

少し前はキラキラネームも流行りましたが、やっぱり赤ちゃんに付ける名前は、元号にも使われるような簡単で覚えやすい字を使うのは良いと思います。

新元号「令和」の意味

安倍首相の説明によるとこの言葉は日本最古の歌集である万葉集から引用したもので、「人々が美しく心をよせ合う中で文化が生まれ育つ」という意味が込められているとのこと。

また「一人ひとりの日本人が明日への希望を抱き、それぞれの花を大きく咲かせることができる。そういう日本でありたい」という願いが込められているそうです。

「令和」の漢字それぞれの名づけ上での意味

「令」
その字の如く命令の「令」なので、「命ずる」「言い付ける」や「りっぱな」「相手の親族に対する敬称」
多くの人に慕われるように、清らかな心を持った人になるようにという願いを込めたい人に推奨できそうです。

「和」
和む。ですね。
争いを避け平和を願うもの。
正室の違う物同士を調和させるという意味があるようです。

名づけ上 使わないほうが良い漢字

名前を付けるというのはもちろん親の想いが最優先されるものだと思いますので、こういうことにあまり振り回され過ぎないほうが良いとは思うのですが、俗に使わないほうがいい漢字と言われているものをいくつか紹介します。

 貴族のお墓をかたどった漢字
 死体を木で支えていることを表している
 戒名で頻繁に使われる字。「来世で頑張ろう」的な意味
 首をさかさまにかけられた死者の形
 罪人の両手にハメる手かせが成り立ち

空、明、広、宇などの空間を表す漢字は活力のないボケーっとした子になる。

剣、刀、射、討、争、闘などの武器や争いを表す漢字は気性の荒い子になる。

画数の観点から見る

名前の一文字目には3.5.9.13.15.19.23画の文字は使わないほうが良いとされています。
親子縁が薄まるそうで、親との離別、死別などを暗示するそうです。

大正の大も昭和の昭もこれに当てはまってしまい…
なんと新元号「令和」の「令」も5画なのでこれに当てはまってしまうんですけどね(汗)

令の字を採用するにしても名頭にはしないほうがいいかもですね。
名頭にするのであれば「怜」でしょうか。

候補名を挙げてみる

ということで、筆者の独断と偏見でいくつか新元号にあやかった名前を少し挙げてみます。

男の子
和令(かずのり)
隆令(たかのり)
怜司(れいじ)
怜士(さとし)

女の子
英令奈(えれな)
美令 (みれい)
怜那 (れいな)
怜花 (れいか)

まとめ

いかがだったでしょうか。
まだまだ探せばたくさん候補も非推奨もじゃんじゃんでてきますが、冒頭でも言ったようにあまり振り回されてしまうといつまでたっても決まりません。
最優先すべきは親がどういう想いを込めるかです。

画数が悪くて気になるのであれば、その部分を親がしっかりフォローすればいいのです。
子どもが100%親の理想通りに育つなんてことはありません。
だからこそ、親もたくさん勉強して子供と一緒に成長するのです。

この記事が名づけのヒントになればと思います。

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